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「一貫生産」が、私たちの基本スタンスです。

B´fullは愛知県一宮市に本社を置き、フィギュアの企画開発から製造販売までを一貫して行っているフィギュアメーカーです。

2015年からスケールフィギュアの完全国産化を推し進めており、原型作成、デコマス作成、さらに量産管理まですべてワンストップで行っています。フィギュアを一貫生産で、しかもすべて国内で完結する試みは、弊社が挑んでいる様々な取り組みの中心軸となっています。

国外工場に頼らない「完全国産化」を目指しています。

日本のフィギュア業界は、生産の大部分を国外工場に依存しています。しかしながら世界では「インフレによる人件費の上昇」が進んでおり、国外の生産で価格を維持するのが難しくなってきています。

国外の人件費は上昇を続けており、とどまる見通しはありません。また、国外工場の経営状況も必ずしも良いところばかりともいえず、今後不振になる国外の工場が増えていくとも言われています。
「完全国産化」は、こうした国外リスクによる価格の高騰や、生産ラインの停滞を回避するためのものです。

「今までとは違うフィギュア生産の道筋はないだろうか」。この想いを常に意識しながら、全く新しいフィギュア製造に取り組み続けています。

鳥取県に「フィギュア工場」を設立しました。

国外生産によるフィギュア価格高騰は、私たちとしても、そしてお客様のためにも、絶対に避けねばならないシナリオです。そんな国外依存の突破口として、弊社が挑戦したのが国内の「3Dプリンター工場」の設立でした。

2018年5月、鳥取県倉吉市の自動車販売会社の元店舗を活用し、200台以上の3Dプリンターを設置した新しい概念のフィギュア工場を設立しました。これはコンテンツ産業の集積によって経済の活性化と雇用創出を期待する鳥取県の企業立地支援を受けてのものです。

一般的なフィギュア生産との大きな違いは、初期投資のかかる金型を使用しないことです。金型を使った生産方法では小ロットの量産には対応が難しいですが、この工場ならかなりの少数でもペイラインに乗せることが出来ます。

3Dプリンターによるフィギュア製造はまだまだ未知数な部分があり、樹脂をはじめとした様々な開発も日々続けています。現在は本社から4人、そして地元で採用した7人の従業員が鳥取工場でフィギュア製造を手掛けています。

小ロット生産、製造スパンの短縮、そして脱国外生産。フィギュア生産の様々な問題を解決する新たな道筋の第一歩として、ご期待いただければと思っています。